2022年11月27日(日) 岡山県北地域でのフィールドワーク(見学及び意見交換)を通じて、地域の魅力を再発見するとともに、持続可能な地域づくりについて考えることを目的とした事業『第4回 Rediscovery美作国』を開催し、岡山大学の学生19名が勝央町と奈義町を訪れました。
勝央町では「勝央まちづくり大型サロン THE MATURE SOCIETY ㏌ 勝央町」に参加し、町民の皆様と「成熟社会におけるまちづくり」を体験するゲーム「マチュア・ソサエティ」を使って交流しました。それぞれが、まちづくりの取り組みをプレゼンし合い、最終的なポイントを競うゲームで、様々な意見が交わされました。大学生の中には、「まちづくりの取り組みについて、今まで考えたこともなかったが、ゲームを通してたくさん頭に浮かんできて自分でも驚いた。」との感想がありました。
午後は、奈義町を訪れ合計特殊出生率2.95を達成した奈義町の少子化対策について 実際に政策立案に携わる奈義町職員より、説明を受けた後、「少子化対策に向けた新たな政策立案」をテーマにグループワークを行いました。短時間のうちに、課題と対策の分析と政策立案、発表まで行うハードなスケジュールでしたが、それぞれの意見を引き出した具体的な政策立案を行い、「まちづくり」に携わるという貴重な体験が存分詰まった1日となりました。
計4回にわたり、鏡野町、美咲町、津山市、真庭市、勝央町、奈義町の6市町を訪れ、学生と地域住民の双方がそれぞれの地域の魅力や課題を再発見するきっかけになったのではないかと思います。
当日のプログラム
10:00 ~ 「THE MATURE SOCIETY㏌ 勝央町」参加
主催 / 一般社団法人しょうおう支援協会講師
講師 / ㈱場活堂 泉 一也 氏
12:30 ~ 奈義町役場へ移動
12:50 ~ 昼食後、奈義現代美術館の見学
14:00 ~ 奈義町の政策紹介
奈義町役場 情報企画課 森安 栄次氏
14:30 ~ グループワーク/少子化対策に向けた新たな政策立案
15:30 ~ 16:30 班別発表と質疑応答